今日の脳内テーマソング

 そんな調子こいてるはずの自分の頭の中では何故かこの曲が流れていたよ。

冬空と君の手

冬空と君の手

僕のこの両手は 僕のこの体は 僕のこの心は きっと汚れている (翼)

 前にも書いたけど、わたしはつくづくロストの楽曲に関して失礼な思い違いをしていたなぁ。
 海北氏はよくライブで「明日も明後日も生きていきましょう」のようなニュアンスのことをいう。全てをうけとめて歩いていくこと。わたしはこの言葉がうれしくて、なのに甘えていただけ。進歩がなくなあなあになっていた自分と向き合わずにいた。それでもロストは許してくれるんだとさらに調子づいていた。
 汚れ*1を知る人だからこそ歌える歌とは、べっこりへこんでもそこからはい上がるための歌なのではないでしょうか。
 このアルバムの帯にかいてることがまさにそれをあらわしてるんでしょう。

後悔、喪失感、それでも後ろを向くことができないあなたへ。そこから始まるうたがここにある。

 うん。そこから、はじめなきゃいけないんですな。今は大丈夫そう。

*1:海北氏だけじゃない。人間皆汚れている。あたしにとっての汚れの見解はきっと、懸命に何かを考えること、向き合うことから逃げなかったからこそ出てくるモノ