寝技押さえ込みの女

才能とかその人らしさとか良さとか強みってなんなんだ、ますますわかんなくなってきた。

以前より周りと自分を比べてくよくよしなくなった。

自分が卑下するより自分はよいところがあるらしい。

でも自分のほんとはこうなの!みたいな理想は限り無くでかくて、理想と現実のギャップに苦しむ。多分ないものねだり。

何かに深くのめりこんでそこですかっと成功をおさめたことがない、と思っている。

のめり込めることはすごいこと?

そもそも人間に起こることなんて同じようなものなのに受け取り方が違うから悩む人と悩まない人がいる?いや違う。

起こることもそれぞれ違って物事への取組かたや結果の感じ方さえ違う。

わたしは最初にすごいのめり込むがだんだん逃げたくなって最後は嫌々ながらもどうにか押さえ込み一本だ。

まるで柔道の試合。
気持ち良く一本背負いで勝ちたいのにたまに得る勝利は接戦の末の判定勝ちか寝技押さえ込み一本。
一本背負いができないのにそれにこだわって無駄な力を使って疲れてしまい、〜結果。

できれば要領よくいたいと思っていて重い腰は動いていない。だからいざというときうまくいかないと思っている。

そもそも鈍感なので大事な時に気付けない。

鈍感をプラスにとらえるとなると、なんだ、周りに流されない?いやわたしは違う。人の目は気になる。むしろ怖い。

のめり込む前にのめり込んだ後のことを考えてしまう。無駄なことを考える。

良く言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽きっぽい。

本当は楽しいことを楽しくエンターテイナーのように伝えられる人になりたい。
こんなに恵まれた環境に育って好き勝手やってきているのになぜできない?

負の産物ばかり生み出す自分への嫌悪感。

7割マイナス。マイナスをプラスに変えるにはもう一つマイナスが必要?

物事は、表裏一体。

やっぱりできない。
できないのではなくてやれない?

才能が表に出る人と裏に出る人。

うわべだけのもんで決められたくねーよばーか。

信じられない。
何がどうよくってさ。

こんなこと深く考えすぎない行動力のある奴が出世するんだって気付いた。いや別に出世しなくていいんだけど。